一緒のベッドで寝ざるを得ないやすです!
みんなの寝室事情が気になります。
この記事はこんな方々におすすめです。
・一緒に寝てる夫婦の割合が知りたい。
・どんなメリット、デメリットがあるか。
・睡眠の質を上げるにはどうしたらいいか。
それではさっそくいきましょう!
目次
夫婦で一緒の寝室に寝ている割合
上の表を見ると、20代では別々の寝具を使う人達も含めて9割が同じ部屋で寝ています。
70代まで見ても、6割近くが同じ部屋で寝ていますね。
このことから、日本の夫婦は同じ寝室で寝ていることが多いと言えます。
夫婦で一緒の寝室に寝ることのメリット
相手の体調不良に気づきやすい
あなたのパートナーは寝ている時にいびきや、歯ぎしりをしていませんか?
いびきや歯ぎしりはデメリットがとても多いです。
有名なものでいうと、いびきは睡眠時無呼吸症候群を引き起こし、最悪の場合死に至ります。
いびきについてはこちらで解説しています。
歯ぎしりは、歯が割れてしまって抜歯する可能性があります。
こういった異常にも一緒に寝ることで気づいてあげやすくなります。
心配になるレベル。
よく一緒のベッドで寝てくれるなー
夫婦仲が良くなる
アメリカ・ピッツバーグ大学医学部精神科ウェンディ・トロクセル教授が行ったでは、パートナーと安定した関係を長く保っている女性は、独身女性やパートナーと別れた女性よりも、寝つきが良く、夜中に目を覚ましにくいことが分かりました。
これは一緒に寝ることで、幸せホルモンであるオキシトシンが分泌され、安心することができているからだと思われます。
また、同じ寝室で寝ることで会話の機会が増えるのも仲の良さに繋がりますね。
しかし、注意点があります。これは妻が良く寝られた場合に限ります!
先ほどのウェンディ・トロクセル教授の研究によると、寝つくまでに時間がかかった妻は、その翌日における結婚生活上の不調が多くなり、夫も同様に不調を訴える傾向が強くなっていました。これはつまり、妻の寝つきが悪かった翌日は、夫婦げんかが起きやすいということです。
原因としては睡眠不足の時は、脳内物質のセロトニンが減少します。
セロトニンは精神を安定させてくれる効果があります。
そのセロトニンが不足していると、気持ちの波ができて、些細なことがきっかけでキレやすくなってしまいます。
エッチに誘いやすい
セックスレスって夫婦には深刻な問題ですよね。
違う部屋で寝る場合、エッチのタイミングを計ることが難しいです。
相手の部屋に行くか、自分の部屋に呼ぶ必要がありますからね。
なんか独身時代を思い出しますね笑
その点、同じ部屋で寝ていればかなり誘いやすくなります。
夫婦で一緒の寝室に寝ることのデメリット
相手を起こしてしまう可能性がある
夫婦といえど、それぞれの生活リズムがあるため、必ずしも毎日同じ時間に寝るとは限りません。
相手が先に寝ている時、明かりや足音、振動などで起こしてしまう可能性があります。
また朝も、仕事の出勤時間や支度の関係で同じ時間に起きるとは限りません。
寝る時と起きる時。それぞれで相手を起こしてしまう可能性があるんですね。
寝るまでに時間がかかる
自分が眠りの浅い人の場合や、相手がいびきや歯ぎしりをする人の場合、気になってしまい寝るまでに時間がかかり睡眠の質が下がってしまいます。
結局夫婦はどうやって寝たらいいの?
結論としては、夫婦仲を良くしたいなら同じ部屋で寝るといいです。
しかし、相手が眠りの浅い人で起こしてしまう可能性があったり、いびきや歯ぎしりで相手の睡眠の質を下げてしまうようなら対策をとるべきです。
私の理想は同じ部屋で夫婦別々のベッドで寝ることです。
質の良い睡眠とは
私たちは人生の3分の1は寝て過ごしています。
そのため、睡眠の質を上げることは残りの3分の2の人生の質を上げることに繋がります。
質の良い睡眠とは?
「寝つきがよい」「深く眠る」「寝起きすっきり」
50年以上睡眠について研究しているスタンフォード大学が出した書籍『スタンフォード式最高の睡眠』に書かれている良い睡眠のための結論はこちらです。
寝始めの最初の90分が大事
人間の眠りは最初の90分が一番深い眠りなので、ここの質を上げる必要があります。
質の良い睡眠をとるための方法7選
1.寝る90分前にお風呂に入る
人間には深部体温(筋肉や臓器など体の内側の温度)と皮膚温度があります。
深い睡眠に入るのは深部体温が下がった時です。
お風呂に入ることで一時的に深部体温が上がり、その後下がってくるのに90分かかるという理由からお風呂には寝る90分前に入りましょう。
シャワー派の人は、お風呂に入る人と比べて深部体温の上がり方が弱いので、寝る1時間前など調整してみてください。
2.自分に合った寝具を使う
自分の頭の高さにあった枕や、好みの硬さのマットレスを使うことで身体への負担が減ります。
最近は自分の首の反り具合など計測して合ったものを作ってくれるオーダーまくらもありますのでおすすめです。
3.ストレスをためない
ストレスは脳の興奮を引き起こします。緊張や興奮は入眠を邪魔する原因です。
寝る直前に仕事の嫌な上司を思い出してイライラして寝付けなかったことありませんか?
やすは何度もあります。
ストレスをためないためにも、運動や好きな音楽を聴くなどストレス解消方法を用意しておきましょう。
4.寝る3時間前までに夕食や間食を終える
お腹がいっぱいで苦しいと寝にくいですよね。
寝る前までに消化が終わるように時間を調整しましょう。
時間が厳しいようなら消化が良い物を食べてみてください。
5.日光を浴びる
朝起きたら日光を浴びましょう。
日光によって体内時計が調整され、15時間ほどで眠気が来るようになります。
6.適度な運動をする
適度な運動は寝付きや睡眠を深いものにしてくれます。
でも中々働いていると運動するのは難しいですよね。
そういった時は最寄りの一駅前から歩いて帰ってみるや、自転車通勤してみるなどがおすすめです。
もしくは、寝る直前に軽いストレッチをするのもいいですね。
7.寝る2時間前からスマホを控える
よく言うブルーライトです。
ブルーライトは脳を覚ましてしまうので、以下の方法で対策しましょう。
・ブルーライトカットフィルムを貼る
・スマホの設定→画面表示と明るさ→NightShift→オンとオフの時間を指定する。色温度を暖色系にする。
また、スマホはとんでもない時間泥棒です!
寝るときにスマホをついつい触ってしまい、気づいたら1時間2時間経っていたことがない人っていますか?
自分の睡眠時間を守るためにも寝室にはスマホを持ち込まないことを強くおすすめします。
アラームは目覚まし時計かアレクサなどを使えば問題ありません。
終わりに
睡眠の質を高める方法を実践して、夫婦お互いが気持ちよく寝て、もっと夫婦仲が良くなるといいですね!