今回はこの考えに至った理由をお話します。
この記事はこのような方々におすすめです!
・子どもを持とうか悩んでいる方
・他の夫婦の考えを知りたい方
※この記事は、子どもがいる家庭を否定するものではありません。
始めに言ってしまうと、やすは昔は子どもが欲しい派でした。
それは学生時代、すごく落ち込んでいた時に地元の親友とたまたま将来の話をした際、「それぞれが家庭を持って子どもができたとき、その子ども同士が俺たちみたいに仲良くなってくれたらいいよな」と言われて泣いたくらいに、いつかそれを叶えたいと思っていました。
それだけの気持ちを持っていたのに子どもを持たない派になったことには次の考えがあります。
子どもは当たり前に生まれて、成長して、自立して生きていくものではない。
そんな当たり前のことを…と思われるかもしれませんが、痛感した出来事があります。
やすには弟がいて、学校は専門学校まで卒業しましたが、生まれつき目が悪くて就職後も目が理由で長時間の勤務ができず、最終的には身体障がい3級の手帳を取得し、施設で短時間勤務をしていました。
そして、弟が26歳のとき心臓の不整脈で本当に突然亡くなりました。
私が急いで地元に帰った時の両親の様子、葬儀の時に泣き崩れた母を忘れられません。
母は弟を元気に五体満足に産んであげられなかったことを、弟が産まれてからずっと悔やんでいました。
私は母が言っていた子どもなんて産むもんじゃないよという言葉を本心とは思っていませんが、子どもに先立たれてしまった辛さは想像を絶します。
正直、こういう話ってネットやテレビでいくらでもあるのですが、どうしても他人事で自分達にそういうことは起こらないだろうとか思っていたんですよね。
でも、実際弟は26歳という年齢で亡くなってしまった。
昔から子どもは欲しいと思っていたのに、この出来事をきっかけに欲しいっていう気持ちがなくなったんですよね。
妻は私と会う前から子供は持たない派でした。
自分の子どもが五体満足に生まれて、まっとうに育つ保証もないし、もし犯罪を起こしたら親としての責任もある。
また夫婦喧嘩の原因は子育てに関することが多く、教育方針や子育てに積極的に協力してくれないなどSNSでは旦那デスノートなどが流行っています。
相手のことが好きになってずっと一緒にいたいと思ったから結婚したのに、子どものことで喧嘩して相手を嫌いになりたくないという考えでした。
また私達はお互いに投資をしていて、定年まで働きたくないという気持ちが強かったため、子どもを持たずに共働きをして早くに仕事を辞めるFIREという共通の目標があります。
本当に人間いつ死ぬか分かりません。
それなのに自分の人生の多くを仕事に費やすのは嫌だなって思ったんですよね。
子どもを持たないことで、時間やお金だったり、自由が利く部分も多いと思います。
この目標を達成して、時間やお金に縛られず自分たちの興味があることに挑戦して楽しく生きていきたいです。
やすは船で世界一周して海外の景色や文化、食事など様々な経験をしてみたいです。
以上がやす夫婦が子どもを持たないと決めた理由でした。
少しでも参考になりましたら幸いです。